幼なじみの甘い××。Good night baby★


「じゃあ、軽く合格祝いでもするかー」


「え? 合格祝い?」


「それとも、報告が済んだからこのまま帰るか?」


「……やだ」



この辺の軽いSさ加減も相変わらずだ。


むくれたあたしにくすくす笑ったハル兄は、



「じゃ、ケーキでも買って部屋に行くか。眞緒はまだ酒が飲めないからなぁ。乾杯はジュースだな」



そんなことを言って、在来線ホームへむかって歩き出した。


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