幼なじみの甘い××。Good night baby★
背筋を伸ばして、ぐぐぐいっとミルクティを飲み干したあたしを、
深く腰掛けたままのハル兄は、しげしげと眺めている。
「あのねっ!」
「うん」
「こ、告白し直すからっ! 合格報告よりも、そっちがメインだからっ!」
上半身をハル兄に向けて、
そらしそうになる目を必死で見開いてふんばる。
「き、聞いてくださいっ。今度はちゃんとするんでっ」
こくん。うなずくハル兄。
「あたし……あたし……」