幼なじみの甘い××。Good night baby★
なにしろ、相手が相手だ。
ふたりで遊んでいたころの記憶は、
オレのほうが5歳年上なだけに、はっきりとしている。
「ハル兄、ハル兄」とオレの後ろをおぼつかない足取りでついてきて、
無邪気な丸い目でほほ笑んで。
そんな眞緒とは、本当の兄妹のようにして遊んでいた仲だ。
そんなこいつと、
男女の関係で付き合うっていうことに、ぴんと来なかった。
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