幼なじみの甘い××。Good night baby★
「な、なんでもないっ。とにかくっ、ハル兄は先生に向いてると思うよっ。あたしはっ」
テーブルに両手をついて、
「それ以上はなんとも思ってませんからっ」的に身を乗り出して訴えてみる。
目を丸くして、一瞬背中を反らしたハル兄だったけど。
「そっか」
ふっ……と、目元がゆるんだ。
「てか、そんな気合入れて言うことねーから」
「で、でも、ホントにそう思うよ?」
「眞緒に褒められるとはなぁ」
「眞緒にって。それどーいう意味?」
「今日の分、ちゃんと復習しておくように」
あっさりスルーされて。
「ブー ヾ(`ω´)ノ」
むくれたあたしを、ハル兄はくすくすと笑った。