魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~




「おそろい?」



「そーよ」




着けてあげる、と
私の耳まで屈んで、付けた。




太陽の、モチーフなのか
どこか不思議なイヤリング。




「じゃあね。
 また会いましょう」



そう言うと、また彼女は消えてしまった。



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