魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~





「助けてくれた礼に何か手伝おう」


嬉しいけれど、それはそれで、
やっぱり人と群れるのは苦手だし、
少し・・・迷惑だし・・・



「え・・・・・・い、いい」


少し、顔を伏せ、首を横に振る。


「遠慮はいらん」


それに。


「だっ、だって・・・・・・」




「私が助けなくても・・・・・・大丈夫だったんでしょ?」




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