魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~
・・・・・っと。
流される所だった。
聞き逃してはいけないトコがあった。
えーっと・・・・
【食べ物は必要無い。便利だろう?】
・・・・って事は、やっぱり。
「あなたは・・・・・・・不老不死なの?」
「!」
「誰から聞いた」
「・・・・・エオスから」
エオスの名前を呟いた途端、
あからさまにベリルさんは
顔をしかめる。
やっぱり知り合いなんだぁ・・・
それからすぐさま私に微笑んだ。
絶対、このヒト。
女の人に慣れてるわ。絶対。
「多くのものに出会ってきた。聞きたいかね?」
「聞きたい・・・・・・」