魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~
「うむ。やはり笑顔でいる方が良い」
「!?」
頬が異常に赤くなっているのが分かった。
異様に恥ずかしくて、
私は、客間にベリルさんを置いたまま、
自分の寝室に足を進めた。
「・・・・・っ」
やっぱり、彼は慣れている。
女の人がどんな事をすれば喜ぶか
あのようであれば、
女の人を堕とす方法も知っているだろう。
まぁ、大分女の人も、・・・エオスも
嫌っているようだけれど。