魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~




考え込んでいるうちに、私は
眠りの中に堕ちていた。




「・・・・ふわぁぁ・・・ぁ、眠たい」



窓に日が差し込んでいる。
もう、朝・・・・?
いや、大分朝からは時間が経っている様で。



「って・・・・ベリルさん???」


ベリルさんはあんなコト言ったけど
ベリルさんはお客さんなのに、私ったら・・・・
普通は、お客さんより早く起きるのが
常識なのに。。。。



「・・・もう」


ぺちぺちと、頬を叩いて、



「顔、洗いに行こう」




< 97 / 136 >

この作品をシェア

pagetop