○'s Room

そのあと私はスッキリして部屋に戻り、リューちゃんも了さんの相手をしてから眠りについた。





そして次の日、起きたのは朝10時。

朝…っていうか、昼?




寝た時間が遅すぎて、私もリューちゃんも寝坊した。
了さんが寝起き悪いのはいつものことだ。




今日は1日予定がなかったから、大丈夫だったんだけど。



「2人とも昨日何してたの」

数人でリビングでくつろいでいた時、御堂さんに話しかけられた。




「えっと…寝れなくて屋上に…」


とっさに答えると、リューちゃんの肩がビクついた。


「理久は?」


「え、寝れなくて部屋で寝返り打ってたけど」


あれ?なんで隠すの?


「…そうか。あんま夜更かしし過ぎは体によくないからな?」

「「はーい」」



2人してハモる。


「てか、リューちゃん何で隠したの?」


御堂さんがいなくなってから、少し小声で聞いてみた。



彼はチラッと私を見て


「なんかとっさに…あはは」



と笑う。


「昨日のはそんなに隠したい出来事だったんですかー?」



少しムッとした私はいじけるようにちょっかいをだした。


するとリューちゃんはかなり焦った様子で言った。


「違っ…そーじゃないって!」


「ふっ、分かってるって。からかっただけー」



「歌ちゃん…?」



ケラケラ笑う私にリューちゃんは、怖い視線を向けてくる。


「きゃー!ごめんなさーい!!」



「あ!逃げんのかよ!!」



仲直りもして2人でじゃれ合っていた時


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