カルマ
memoryⅠ すべてのはじまり
ある日突然、
自分がわからなくなる―
今まで誰といたのか―
何をしていたのか―
どこにいたのか―
すべての記憶消える―
それが―
特殊な能力を持つ者が
その力にめざめる時―
能力者に関わっていた者の
能力者に関する記憶も
消える―
つまり―
自分の住んでいた世界から
存在が消えたことと等しい
その為
能力者は、
無数にある
世界と世界の狭間に
飛ばされ―
自分がなぜ
そこにいるのか
わからないまま
彷徨うことになる―
それは
神のきまぐれで起きた
悪戯のように―
能力者の運命を
大きく変える―