カルマ



「到着〜」



「‥‥‥‥!」




光に包まれた後
目の前に現れた世界




久々に日の光を浴びた
少年は眩しそうに
目を細める




「ここが俺らの世界、『クロウガイア』だ。で、ここは街の市場」




楽しそうな笑い声と
商売人の声






「おい!ルーク!任務か!!?」


「おーよ!」


「‥‥る‥‥?」



「名前言ってなかったな、俺の名前はルークだ。お前は?名前くらい覚えてるだろ?」





「‥な‥まえ‥」




「まぁ、いいか。後で。ちなみに、ここの世界の住民はみんな能力者だ。俺もみんなも、お前みたいに記憶なくしてここに来たってわけ。」






「‥‥のう‥りょく‥」




「そ。まぁ後で話す。まずは、行くぞ」





「‥‥‥‥?‥」







ルークは笑みを浮かべた





「俺のアジト。組織『リアガード』だ。」

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