真面目っ恋
嫌い
ーーーー学校ーーーー

『ちょっとちょっと〜。野薔薇、朝のどうゆうことよ?』

「智香〜。なんか急に一緒に住むことになったのよ。」


『はぁ?何で急に?』

「私の家、部屋数多いのよ。だから。しかも、あいつから私、『地味女』って言われてるし。」


『野薔薇・・・・苦労してんのね。』


「はぁ・・・・」




ーーーー放課後ーーーー

「おい。地味女!帰るぞ。」


何で来るのよ!?


皆の視線が私に集まる。


ガタンッ


私はあいつの腕を引っ張り人気のないところにつれていく。


「どうゆうことですか!?」

「一緒に帰るだけ。」

「私と一緒に帰るなんてどうかしてるわ!」


「何で?」


「だって・・・・私地味だし・・・真面目ちゃんだし・・・・」


これでも気にしてるのよ?出かける時はなるべくお洒落してるけど、なぜか皆私ばかり見てくるし。


「・・・・た。」


「?」


「だからーーーー!!」
[悪かった。]


「もう、いいわよ。別に、地味なんていつものことだし。」


ハハッと私は力なく笑う。


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