私の王子様





「俺の初恋に似てるんだ…でも、似てるから好きじゃなくって…年も離れてるけど…采ちゃんが好き」




「私も東島くんのこと好きです」


そして、私は背中に手を回した

「知ってる」



「いつ、帰ってこれるんですか?」



「敬語やめて…」



「はぃ あっ うん」



「3年後くらいかな?」



「そんな…私があの日寝ちゃったから…」



「采ちゃんのせいじゃないよ…」



「でも…」



「本当に音楽の勉強をしたいだけだから…」
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