エガオ
★8
「そうやって笑った方が100万倍可愛い」
ちょっと照れながら そう言われた。
『~っ///』
自分の顔が赤くなるのを感じた。
でも
彼が次に発した言葉で更に赤くなる。
「俺は
そんな麻由香の笑顔に惚れたんだからさ」
顔はもう
湯気が出そうなくらい熱かった。
『それって…//』
「~っ
だから
俺は麻由香の事が好きなんだよ…!」
『う…そ……』
信じられなくて そう呟いた。
「本当だよ」
って微笑まれて、
『っ…』
涙がこぼれそうになった。
「麻由香は…?」
少し不安そうに訪ねられて
『…あ…たしも』
って言った。
「…マジ?!」
こくんと頷いてみせる。
「やべぇ
かなり嬉しいんだけど///」
そう言う彼が愛しくて
『大好き』
って笑顔で言った。
「かわいすぎっ///」
高階君の顔は真っ赤で
何だか可愛いと思ってしまう。
私たちは
どちらからともなく唇を重ねた。