君が僕のすべて

圭がどこかに行ってしまって、もぅ何時間たったのだろう。

雨はやんだはずなのに、
雨雲は消えたはずなのに、


僕の心は真っ暗な雨雲に包まれている。



僕は幽霊。
所詮死んだ人間。

そんなヤツが美しい人間に恋をして
許されるのか。


僕がしんだ理由…
少しだけ僕の昔話をしよう。



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