隣りのお兄さん
いつのまに男の人がパンツを脱いだのか、ボクは覚えていない。

「ンンアアアアッ! ヤベェ、気持ちいぃ〜♪」

 男の人は悶えて声を上げる。
指がなんどもズブッ、ズブッとお尻の穴を出入りする。
ボクはあまりの衝撃に言葉を失っていた。

「ハァッ……ハァッ……あぁ〜サイコー……」

 ビンビンに勃起したチンポをボクが見ているとも知らず、男の人は何度もそれを繰り返していた。
10分近くそれをやっていて、やがて男の人はゴロンと寝転んだ。

(ど、どうなるんやろ……)
 ボクは見てはいけないという気持ちより、続きがどうなるのか気になって仕方がなくなっていた。
 すると突然、男の人がまたボクの方へお尻を向けた。
しかし、さっきと向け方が違う。
 同時に、ジュルッ、ジュルッと妙な音が聞こえてきた。
 ジュルッ、ジュルッ……スポッ。
 ジュルッ、ジュルジュルッ……クチャクチャ……スポッ。

(な、なんなんやろ……)

 ボクにはよくわからないが、男の人は背中を丸めて何かを吸っているようだった。
 不意に体の角度が変わり、男の人が横から見えた。
  ジュルジュルジュルッ……クチュクチュ……スポッ。
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