年下王子とお姫様


「取り合えず戻ろ。」

そう言いいながら

教室に向かった。




「花恋っ!あの子昨日の子だよね?」

菜央が

小声で聞いてきた。

「うん。京介くんだって。」

「京介くんって、前園京介?!その子って…」

「王子代表だって。」

私は

菜央に続いた。

「なんで私だったんだろ?」


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