年下王子とお姫様
悩めるお姫様。


……とりあえず

家に入ろう。



ガチャ…

「ただいまぁ。」

「おかえり。」

お母さんがキッチンから

顔をだしながら言う。

「ご飯出来たら呼んでね。」

私はお母さんに

そう言うと、

自分の部屋へ向かった。

「あ”ぁ〜〜っ!!」

私は叫びながら

ベッドにダイブした。

ふかふかの布団に

顔を埋めながら、

「…ファーストキスだったのにな。」

そう呟いた。

< 58 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop