年下王子とお姫様
「……えっ?」
嘘でしょ?
新くんが私の事?!
「昨日さ、花恋ちゃんが京介の事好きって言ってただろ?でもさ、諦められなくてさ。だから気持ちだけ伝えた。」
「…うん。ありがとう…」
「だから次は花恋ちゃんの番だよ。」
「えっ?」
「京介に告白。頑張れよ!」
ありがとう新くん。
沢山いる女の子の中から
私を選んでくれて
ありがとう。
でも、気持ちには
答えられない。
…京介くんが好きだから。
私、絶対幸せになるから。
だから、
新くんも。