はじめてのCHU
約束
春岡先輩との約束
「梨亜の言う通り、私……麗の事…好きみたい……」
私は今、昨日あったことを梨亜に全部話し終えたとこだ。
「ね、ね、ね?!言ったでしょ?りくったら分かりやすいんだからぁ♪しかも美川君って優しいのね」
少し興奮気味で話す梨亜。
「え……私って、そんなに分かりやすい……?」
「うん!(即答)だって、りくったら美川君のこと見てるときとか、すんごく幸せそうな顔してるもん!!」
「ま…マジか」
梨亜はお見通しのようだ。
ひょっとしたら私より、梨亜の方が、私のこと知ってそう。
「で、美川君のことを考えているだろうって時は、少し頬を赤らめて、嬉しそうに笑ってるの」
ひゃっ恥ずかし///
私って、そんな顔してんの?!
…これって、よく考えるとただの変態じゃん!!笑
「あのね…聞いて、梨亜」
「な、何!?どうしたの、真剣な顔して……いいよ、何でも聞くから言ってごらん?」