はじめてのCHU
「もし、前から美川君のことが好きだったんなら……ううん。前に一度会っていて、これまた再会………ということは…?」
「ということは…?」
「運命よ、運命!!運命っきゃないでしょぉ♪」
梨亜は瞳をキラキラ輝かせて言った。
え、えぇーーっと…?
「は、はぁ…」
「まぁったくもう♪りくったら〜羨ましい〜☆」
あんたにはりゅーきがいんでしょーが。
「まっ♪私にはりゅーきというダーリンがいるから良いんだけどねぇ〜♪ウフフ」
あ、分かってんじゃん(笑)
「だって、りゅーきったらこの間ね〜………。」
梨亜は、とても幸せそうに話す。
少し頬を赤らめ嬉しそうに笑っている。
梨亜ったら、私と変わらないじゃない。
まるで、りんごみたいだ。
恋をすると皆こんな感じになるのかなぁ……