はじめてのCHU
「……あ…え……いや……その…えっと……」
そうやって言われると、すごーーく恥ずかしい。
きっと今の私は耳まで真っ赤だろう。
「…フッ…りく…りんごみたい……」
フッと顔を緩めた麗の顔は少し赤らんでいて、優しくて、
麗に言われると……何か嬉しい。
すると、麗が真面目な顔になる。
「……りく…」
「………ん?」
ギュッ
「………!!!」
「…れ…麗………?」
「……はじめての相手は………俺でも…いいか…?」
「…麗……」
「…もちろん……///………だから……麗じゃなきゃ嫌って……言ったでしょ……?」
「りく…………」