素直にkissして
「うーん…。わかった」
追求してこないみたいで助かった。



「じゃあ」
ぺこっと一礼して亜樹のいる教室へと帰る。







後ろからさっきの人の友達の声がする。




「誠都、お前またオヤジに待たされてんの~?」

「うるせー」




オヤジって誰だろう。
私には関係ないけど、やっぱりあの人、明るい人。
何となくだけどそう感じる。



マコト君か。

年上なのか同い年なのか後輩なのか全然分からない人だったなぁ。
もう関わることもないし特に気にならないけれど。




そういえば、あの人かっこよかったかも。
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