愛しのりんご君。
「はい、どうぞ。」
毎日自分のティッシュを奪われていくと言うのに。
それでも笑顔でティッシュを差し出してくれるりんご君は、ある意味、スゴいと思う。
「ありがとっ、いつもごめんね。」
自慢にもならないけど、私は忘れ物が多い方で。
りんご君には、ティッシュだけではなくて、シャーペンやら教科書やらイロイロお世話になっていたりする。
たまに、お礼として飴やらガムやらをプレゼントするんだけど。
喜んで貰えてるのかは、謎。
そんなりんご君と私は、良き親友…だと私は思っている。