おさげでメガネでトップモデルで!?
まさかの共演~太陽side~
『えーっと代役の件ですが一般生徒に代役を頼みましたので皆さんすみませんがフォローお願いしまァーす』
スタッフの声が聞こえるが俺は構ってはいられなかった
台本が皺くちゃになるほど読み返し入念なセリフ合わせを繰り返したがまだ足りない気がする
いくらやっても気に入る演技が出来ない
だがいつかの時のように肩に力が入りすぎなのかもしれないと自分をリラックスさせるべく由衣にメールを出そうとケータイを開くが、
(『新着メール一件』…)
それは今まさにメールを出そうとしていた由衣からのもので
内容を見た俺は動揺を隠せなかった
「……代役になってしまった……って、
どーゆうことだよ?!」
(ほんとどーゆうこと?!)
俺はすぐさま控え室になっている教室まで足を早めた。