大切なもの
     

だから、私はその瞳を
なくしてあげたの。

あんな素敵な瞳なのだもの。
それに惹かれて
たくさんの人が
彼に近付いてきてしまうわ。

彼の全てを愛しているのは
私だけなのに。

    
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