【完】 小恋歌ー楽なロックな日常ー

 #僕#

 ドアの前
 僕の顔見て
 君は、ニコッ
 そして冷たく
 バタンと閉めた


「目の前で
 閉めるなんて
 ひどいな」と
 僕は余裕で
 ニコニコしてた


 意地悪で
 君が楽しい
 と、思ったら
「掃除のためよ」
 不機嫌な声

 ***私***

「愛情を
 表現したの?」
 聞かなくて
 私を悪く
 言うなんて非道|(ヒドッ)


 あなたから
『愛情表現?』
 聞かれたら
「掃除のため」で 
 勝ち誇れるのに


 いいことを
 考えついた
 それなのに
 私の想い
 踏みにじられた



 後輩【男・A】が
 私に意地悪
 話したら
『愛情表現』
 と、言ってたくせに


 作戦が
 外れて、私
 馬鹿みたい
『ひどい』言われて
 恥をかいたわ


『ひどいな』と
 あなたは去った
 無視されて
 私の怒り
 煮えたぎったわ



 何なのよ
 思い通りに
 いかなくて
 あなたを意識?
 認めたくない


 仕返しに
 地獄の底から
「あんな奴」
 涼しい顔の
 あなたがヘコッと


「付き合えば
 いいじゃないですか」
 後輩【女・B】が
 生意気な事
 私は怒った



< 25 / 148 >

この作品をシェア

pagetop