恋色オレンジ〜夕焼け色の恋〜



なんで俺が……

そんなこと答えなきゃなんねーんだよ。





『何でも喜ぶんじゃねぇ?プレゼントされたらさ』





でもそんな本音、言えるはずもなくて。





『そうかなぁ?』

『そうだって』

『そうだよね、きっとナオなら…何でも喜んで貰ってくれるよね』





そしてホッとしたようなそんなマナの声が、


また俺の心を切なくさせた。



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