恋色オレンジ〜夕焼け色の恋〜
複雑な気持ちでそんなことを考えていると、翔からまた、メールが返ってきた。
“はいはい、倍返しな(笑)つーかマナと同じこと言ってるし。それよりちゃんと寝てんのか?”
そしてまた…
そんなメールひとつがあたしの心にキュンと響いた。
“寝てるよー、今も布団の中だもん”
メール、送信――――
“そっか、なら良かった。でもさ、ミチが休んでるとなんか調子狂う。やっぱ五人いなきゃ、物足りないっつーか”
“そう?あたしウルサイからねー。いないとちょっと静かだからじゃない?たまにはアリでしょ”
“全然アリじゃねーよ。早く治して学校来いよな”
“りょーかい(^-^)/”
そして…そんなメールのやり取りが続いた。