裏切りのおかげで運命に出会えた…。

ぇ！？誰…？小野くん1人暮らしなのに…

「え…り？」

ぇ？えりって誰！？小野くんに兄妹なんていないし…

「あら…もう1人の彼女来てたの…？ふふっ…」

「おぃ！えり。今日は来るなって言っただろ！」

ぇ…？もう1人の彼女？それって私の事…？

今日は来るな…？何？何のこと？

私がこの状況を理解するのには、そこまで時間が掛からなかった。

「小野くん…ひどい！最低だよ！二股するなんて！」

「楓！ちがっ「1人じゃないわよ？まだ、たくさんいるわよ？」

…最低。私は裏切られた気分になった…。

信じてたのに…。私は、この時、初めて裏切りがどんなに辛いか知った…。

ドンッ

「楓！待てって！」

「嫌!!!!!!!!離して!!!」

私はこのとき、逃げることしか考えていなかった。

「楓…ごめん、最後に一回だけやらして？」

「…は？」

何言っちゃってるのこの人！

私がやばいと思ったときにはもう遅かった…

「いいからやらせろって！えり、こいつの事押さえて！」

やばい！逃げなきゃ…

「いっや！」


私はこのとき無理やり犯された…。

小野くんにやられて嫌だなんて思ったのは初めてだった