ミラクルBOY

Side 千明

「あき…千明!」
「ん?」

「ん?じゃねぇだろ!何ぼーっとしてんだよ」

俺、ぼーっとしてたんだ。

俺はずっと、未来と雅哉の会話を見ていた。

ぁっ。目があった…
でもすぐに反らされた…

なんでかわかんねぇけど、

未来と雅哉が楽しそうに話してるのを見て、少し胸がいたかった…



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