君の笑顔
階段を登って居たとき

「それにしても意外だったわ」

「なにが?」

「めんどくさがりの遥が五階まで付いてきてくれたからさ」

「暇やったし」

「なんやそれ」

話して居たときだった

「で?話しって何」

五階に上がる階段に差し掛かった時春の声が聞こえた
「私…ずっとすきだった。中学から池田くんの事好きでした」

「ごめんな。俺、すきな奴居るから」

「変わった…」

「え?」

「池田くん。前より優しくなったよね」

「そうか?」

「うん!中学の時やったらふるとき興味ないとか言ってたし」

「まぁ…あれは酷すぎたな」

「けど、変わったやん」

「うん。人の気持ち考えないとあかんってどっかの口うるさい奴に教えて貰ったからかな」

「すきな子ってその子?」
「さぁ?それは秘密やな」
「そか。朝から呼び出したりしてごめんね」

「久しぶりに話せてよかった」

「ありがとう」

春が降りて来そうだったから忙いで教室に戻った


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