君の笑顔
次の日

池田と登校していた時

「池田ー。」

後ろから同じクラスの子が走ってきた

「おはよう」

「おはよう!北野さんもおはよう」

「おはよう」

「池田って学校から家近いん?」

「結構ちかいよ」

それからクラスの子は池田にめっちゃ質問をしまくっている

池田はうざくなってきたのか

「前に友達居るからちょっと行ってくるわ」

そう言って友達の所に行ってしまった

「池田の事すきなん?」

「好きというか気になってるだけやで。うち性格重視やから」

だからいろいろと質問してたんや

「じゃうちも先に行くな」
そう言うと先に行ってしまった

なんで池田ってあんなにモテるんやろ?

顔はそれほどかっこいいわけでもないのに…

疑問を抱きながら教室に入ったら昨日一人だった女の子と池田がしゃべっていた
昨日はちょっと暗かった彼女の表情が今日は昨日よりも明るくなっていた

優しいから…モテるんや

そう思っていたとき池田はこっちをみて

「北野、おはよう」

「今日二回目のおはようやん」

「そやな」

席に座ったら池田が私の所に来た

「池田って中学の時モテまくってたやろ?」

「全然やで。北野の方がモテまくりやろ?」

「そんなことないわ」

「優しいやん」

「優しくないよ」

「つか俺、宿題してない」
「馬鹿やなぁ」

私は鞄からノートを出して
池田に渡した

「やっぱり優しいやん」

「普通やって。早く宿題やりや」

「宿題してるで。さっきの嘘やもん」

「マジで?」

「もちろん。俺、真面目やから」

「絶対嘘やな」

「マジで!けどやっぱり優しいやん。前みたいに」

「前?」

しゃべっていたら先生が来た


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