永遠 -forever-
「なぁ、美里。さっき3人の男来たやん?茶髪の人名前なんてゆうん?」



唯は早速、美里に聞いた。

美里は友達が多いからもしかしたらあの人のことも知ってるかもしれへん。



「茶髪?颯斗君ちゃうかな?大山 颯斗」



颯斗君かぁ…。
どんな人なんやろ?



「なにー?もしかして唯、颯斗君好きなったとか?」


「慶君いてんのに?あかんで、唯」


「はっ、そんなんちゃうし」



ニヤけながら言う美里と香奈の言葉に対して少し焦りながら答える。




でもその颯斗君のことが気になって気になってしょうがなかった。



特別カッコイイわけじゃない。

てゆーか、それやったら慶のほうがカッコイイ。



分かってるのに唯からしたら颯斗君のほうがなんか分からんけどカッコよかった。
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