永遠 -forever-

そんなときクラスで行う１ヶ月に１回の席替えがあった。



美里と香奈とは離れてしまったけど、まさかの颯斗と仲良い瑠偉君と席が前後になった。




瑠偉君とは喋ったことがなかったけどこの時、瑠偉君が初めて喋りかけてきてくれた。





瑠偉君は後ろを振り替えって直球に聞いてきた。



「唯ちゃんって颯斗のこと好きなん？」



でもこのときの唯に好きな人を教えるのが恥ずかしいって思わんくなっていて「めっちゃ好きやで」って言った。





「颯斗のこと遊びで好きなんやったらいいけど、本気なんやったらやめとき」




は？！
どうゆう意味？




「それってどうゆう意味？」


唯は意味が分からなくて瑠偉君に聞いた。





「唯ちゃんのため思って言うけど颯斗たらしやから…。本気で好きなんやったら傷つくの唯ちゃんやから」




瑠偉君は真剣な顔で言った。