イイ恋しましょ♪



キス……しちゃった。

恥ずかしすぎる……。



なんだかあたしは顔を見られたくなくて、ギュッと、リュウに抱きついた。


すると、リュウは優しく抱き返してくれた。




「……今の、試合前に約束した、ホームランのごほうびな。」


『……え?……忘れてた……』


「……好きだよ。」



あたしはもう、恥ずかしさが頂点に達したので、リュウに抱きつく腕の力を強めることで、返事のつもり。



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