恋する相手は、甘めなドクター
「えっ!?
まさか…思い…出せ…ないの…?」
ガラガラッ
「お父さん!!!」
扉が開いた瞬間、お母さんが目に涙を溜めて駆け寄って
「優花が…優花が…」
とつぶやいている。
「優花がどうした?」とお父さんが聞いてもお母さんが答えない。
「お姉ちゃん、多分…最近の記憶が…ない…!!」
理彩が答えると
お父さんと一緒にいた
多分…悠斗さん
が私に駆け寄ってきた。
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