~新撰組~『時を超えた少女の恋』
私はそれからは笑うことも話すこともしなくなった。


学校にも通っていないから友達もいない。


病院でもずっと寝てるか本ばかり読んでた。


本当は外に出たかった。


でも、病院では検査以外病室からも出してはもらえなかった。


そんなことが続いた所為で私は感情を表に出すことをしなくなっていた。


でもね?ある日思ったんだ。


私って生きてる意味あるの?


治らない病気抱えて…。


先生たちにはいいように利用されて…。


自由も奪われて。


もう何もかもがわからない…。


そうだ。








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