~新撰組~『時を超えた少女の恋』
私の気持ち
私のことを皆に話してから2カ月がたった。




私は芹沢さんの部屋に居た。




部屋にはお梅さんという芹沢さんの彼女に当たる人がいた。




「美夜はんはホンマに可愛ぇどすなぁ。」




お梅さんは私に会うたびそんなことを言う。




「儂等の娘になるか?」




芹沢さんもそんなことを言う。




『お世辞言っても何も出ないですよ?』




『でも、二人の娘になりたいです(笑)』




これが私のいつも返す言葉。






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