~新撰組~『時を超えた少女の恋』
そんな私をお梅さんは抱きしめて頭を撫でてくれた。




そんな私たちを芹沢さんは優しい目で見ていた。




私は落ち着いた後お梅さんにさっきの話をした。




「まぁ!美夜はんはおっちょこちょいどすなぁ~。」




お梅さんはそんな呑気な事を言っていた。




私は沖田さんに見られて気が気じゃないのに!




沖田さんに会ったらどんな顔していいか解らない!




「そんな難しい顔しはって!美夜はんは笑顔が一番でっせ?」




お梅さんにそんなこと言われてしまった。




『そうですね…よしッ!今日も一日頑張ろう!』




私は元気に言った。





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