~新撰組~『時を超えた少女の恋』
「呼んで!!お母さんて呼んでくれはるの?」




お梅さんは凄く嬉しそうにはしゃいだ。




『はい!お母さん。』




私はお母さんという言葉は凄く照れ臭かった。




私は未来で親をそんな風に呼んだことはなかった。




呼べなかった。




拒絶されるのが怖くて………。




でも、お梅さんは嬉しいと言ってくれた。




私も嬉しかった。






< 214 / 463 >

この作品をシェア

pagetop