~新撰組~『時を超えた少女の恋』
私は屯所を出てお梅さんに会いに行った。




私が会いに行くとお梅さんは喜んで迎えてくれた。




「美夜?何かあったんどすか?」




私は沖田さんとのことを話した。




「…美夜は最近誰かと会っとるかぇ?」




私は会ってないと言おうとしてやめた。




私の脳裏に幸喜が浮かんだからだ。




私は幸喜のことを話した。




するとお梅さんはちょっと微笑んだ。




「沖田さんはんは嫉妬してるんちゃいます?」





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