~新撰組~『時を超えた少女の恋』
「それは…」




何故か沖田さんは言いにくそうにしていた。




『それは?何ですか?』




「幸喜さんが…美夜って呼んでいたから。」




えッ?幸喜が呼んだから?




でも、だからって沖田さんまで?




「…嫉妬です。幸喜に嫉妬したんです。」




沖田さんが…嫉妬!?




沖田さんの話によると、




幸喜が美夜って呼ぶのに自分がさん付だったのが嫌だったみたいです。






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