~新撰組~『時を超えた少女の恋』
河原にはまだ幸喜は来ていなかった。




私は座って幸喜を待っていた。




季節は冬。




私の手は冷たくなっていた。




今日は幸喜来ないのか………。




私は帰ろうと立ち上がった。




「美夜様ですか?」




私は1人の若い男に声をかけられた。




『そうですが…私に何か?』




私は少し警戒しながら答えた。




すると男は笑顔になった。





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