~新撰組~『時を超えた少女の恋』

私と病気

私の病気は珍しい病気。




私を入れて世界でたったの3人しかいない病気。




だから病院の先生たちはデータを取ろうと必死。




いつも検査の時はいろんな先生たちが見に来る。




最初の頃はそれが凄く嫌でしょうがなかった。




でも、今はそんなことどうでもよくなってきた。




だっていちいち気にしていたら限りがない。




私が病院の廊下を歩いていると皆が口々に言うんだ。




「可哀そうに」「まだ子供なのに」「頑張って」




同情の言葉をかけてくる。










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