～新撰組～『時を超えた少女の恋』

斎藤side

園田は不思議な奴だ。




突然現れて、未来から来たと言う。




園田は笑うようになった。




俺は園田の笑顔が好きだ。




園田が笑えば俺も不思議と顔が緩む。




でも、園田は人前では泣かない。




総司の前では泣いているのだろう。




俺たちにも頼っていい…。




俺たちの前でも泣いていい。




園田は俺たちの家族だから。




一人で抱え込むな。




園田が無理して笑うと胸が苦しいんだ。





斎藤side終了。