~新撰組~『時を超えた少女の恋』
私たちは一つになった。




私は何度も沖田さんの名前を呼んだ。




「美夜…。」




『総司…。』




私たちは呼び捨てで呼んでいた。




その後私は総司の胸の中で眠った。




私は幸せに包まれていた。




でも、その幸せは長くは続かない。




それが現実。




夜が明けきらないうちに私は起きた。





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