~新撰組~『時を超えた少女の恋』
隊士への手紙

山崎side

俺は美夜の考えてることを見破れんかった………。




美夜が苦しんでることも気づけんかった。




俺は忍び失格やな。




美夜は俺の机の上に手紙を置いて消えた。




皆のところにも美夜からの手紙があった。




俺は手紙を読んだ。




「(丞へ。
私と友達になってくれてありがとう。
私ね?未来では友達いなかったの。
だから丞が友達になってくれて嬉しかった。
突然いなくなってごめんね?
でも、私は丞のことずっと想ってるから。
私のこと忘れないで?
嫌いにならないでね………。
もう、会えないかもしれないけど。
今までありがとう丞。
また会う日まで。)」




俺は手紙を読んだ後涙が出た。




それとともに悲しみと怒りが混ざった感情がでた。













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