～新撰組～『時を超えた少女の恋』

お梅side

美夜何でなんも言ってくれへんの?




何で一人で抱え込むんどす?




ウチは美夜のお母さんどすのに。




今何処で何しとるんどすか?




手紙だけを置いて何処に行ってしまったのかぇ??




「(お梅さんへ。
ありがとうって言葉じゃ伝えきれないくらいのものをもらいました。
私はお母さんが大好きです。
私はやらないといけないことがあり、壬生浪士組をでました。
戻ってくるかは解りません。
でも、私は戻ってきたい。
だから、私を待っててください。
待っても来なかったら私のことはもう忘れてください。
今までありがとうございました。
後、お父さんのことよろしくお願いします。
また会えたら………。
さようなら。)」




美夜………。




ウチはずっと待ってます。




だってウチは美夜のお母さんですから。




早く戻って来てや??




美味しいもの作ってあげるさかい。